こんにちは、七夕です。きょうはスペインが誇るお手軽料理・パエリアのお話です。
さて、、、
スペインで、、、というと言いすぎな気がするので、一気にエリアを縮めて、、、この村で、
最もポピュラーなパエリアの素といえば、何といっても PAELLERO CARMENCITA です。
当ブログでも何度か取り上げているあの白い箱。
家庭用のリーダーはやはりこれでしょう。とにかくどのスーパーでも扱っています。CARMENCITA社は総合スパイスメーカーなので、塩やコショウからエスニック、インターナショナルなスパイスまで、スパイス売り場では専用スペースをど~んと構えていることもあります。
このトップランナーの製品を掘り下げるのも面白いのですが、スペインといえばやはりパエリアなので、今日は村の2番手ブランドのパエリアの素をご紹介したいと思います。
フランスが誇るスパイスブランド DUCROS
DUCROS はフランス発祥のスパイスメーカーです。現在は米国・マコーミックグループの一員。スペインではマコーミックよりDUCROSブランドのほうが有名かもしれませんね。
DUCROS が製造販売するパエリアの素はこの2種です。
左.PAELLA MARINERA
右.PAELLA VALENCIANA
ざっくり言って、バレンシアーナが肉用、マリネラがシーフード用になります。お手元の食材によって使い分けてください。
しかしまぁ、日本でパエリアパーティをするならおそらく具材はシーフードになるでしょう。ためしに一つ入手するならシーフードが無難です。肉食系のご家庭はバレンシアーナでもちろんOKですが。
DUCROSのホームページにレシピが載っていましたので参考にどうぞ。
材料(4人分)
米 600g
オリーブオイル
トマト(適当に刻む)
イカ(輪切り) 250g
セピア(ぶつ切り) 250g
パエリャの素(Ducros Paella marinera) 1袋
水 1.2l(米の2倍)
1. フライパンにオリーブオイルをひき、イカとセピアを軽く炒め、最後にトマトを加えてさらに炒める。
2. 水を加え、沸騰したらパエリャの素を振り軽く混ぜる。続いてぱらぱらと米を加え、塩で味を調えて20分炊き込む。米を入れたら混ぜてはいけません。
3. 火を止め5分置いたらできあがりです。
お米600グラムで4人分。カルメンシータのレシピではお米は400グラムでした。お米の量はともかくどちらも4人分ということです。
次に原材料です。ベースは同じですが、それぞれに数種類、独特の材料が使われています。
シーフード用にはフェンネルとレモン、肉用にはローレル、オールスパイス、コリアンダーが特徴的。
原材料
【マリネラ】
CURCUMA(ウコン), PIMENTON(パプリカ粉末) (15,5%), AJO(ニンニク), HINOJO(フェンネル), CORTEZA DE LIMON(レモン) (2%), AZAFRAN(サフラン) (0,5%), CLAVO(クローブ), PIMIENTA BLANCA(白コショウ).
【バレンシアーナ】
CURCUMA(ウコン), PIMENTON(パプリカ粉末) (15%), AJO(ニンニク), LAUREL(ローレル) (3%), PIMIENTA DE JAMAICA(オールスパイス), GRANOS DE CILANTRO(コリアンダー), AZAFRAN(サフラン) (1%), CLAVO(クローブ), PIMIENTA BLANCA(白コショウ).
DUCROSのパエリアの素はウコン・ベースですが、PAELLERO CARMENCITA は塩・コショウベースです。ウコンは入りません。
そのせいか、値段は DUCROS のほう幾分高目です。本格派志向の方にはこちらがよろしいかと思います。
入手方法ですが、、、
大手通販サイトを調べてみましたが、検索の仕方が悪いのか何なのかまったく見つかりませんでした。
ご興味のある方は、私のヤフオクに PAELLERO CARMENCITA を出品中ですので、そちらから質問してください。見つけるのは難しくないと思います。なにしろ2番手のブランドですからね。
まとめ
Carmencita と Ducros。
これまでチェックした2ブランドはともにスパイスメーカーでしたが、ちょっとかわったところでは、サフランメーカーの「パエリアの素」なんていうのも最近よく見かけます。3番手はコレで決まりですね。機会があればチェックしてみたいと思います。
パエリアの素。細かく調べると奥が深そうです。
それでは、また。スパイスマニアの七夕でした!!
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