こんにちは、七夕です。
最近ペウ・カミ(17665/20848)の話題が続きましたが、この殿堂入りの定番モデルはカスタマイズが可能だとご存知でしたか?
っといっても、オーダー可能なのは現在欧州・北米のみ。そもそもこのサービス(受注生産方式のカスタマイズ)はぺロタス20周年がきっかけでかれこれ2年になりますが、アジアへはなかなか上陸しません。ナニカの都合があるのでしょうね。
さてきょうは、欧米限定・カンペール公式のカスタマイズ機能(カスタマイザー)をご紹介したいと思います。
2017年3月現在、カスタマイズ可能なモデルは次の4種です。いずれもユニセックスモデル。カスタマイズの内容(選択肢)はメンズ・レディース共通になっています。
モデル名 | 製品コード | カスタマイズ項目 |
PEU CAMI | 20848-999 | ①Base (7) ②Laces (10) ③Lining (2) ④Outsole (3) ⑤Massage (12) |
17665-999 | ||
PELOTAS XLITE | K200292-999 | ①Bridge (6) ②Base(6) ③Outsole (6) ④Logos (6) ⑤Laces (6) ⑥Lining (2) ⑦Personalize (12) |
K100146-999 | ||
PELOTAS ARIEL | 27205-999 | ①Upper (9) ②Outsole (6) ③Logos (6) ④Laces (9) ⑤Lining (2) ⑥Personalize (9) |
16002-999 | ||
WABI | 20889-999 | ①Upper (14) ②Border (5) ③Outsole (3) ④Message (12) |
18811-999 |
公式ページを見るとわかるのですが、こちらのカスタマイズシューズを「ONE」(ワン)と呼びます。
世界にたった一つのカンペールシューズ。ONLY ONE ということでしょうね。
世界を引き合いに出すと少し大げさかもしれませんが、刺繍のメッセージまで含めれば、ホントウにオンリーワンになりえると思いますヨ。
ではさっそく、ペウ・カミのカスタマイズ内容を確認してみましょう。今回は英語版を開いてみます。サンプルには「17665-999-C001」を使います。
こんなページが開いたと思います。ここが出発点。では、はじめましょう!!
1. BASE
画面左はし、「BASE」とあります。ここでベースとなる革の色を選びます。
クリックすると色見本が開いて、選択肢は現在7色です。
- Brown
- Black
- Gray
- Gray Green
- Navy
- Cocoa
- Dark Coral
1回クリックするたびに、ベース素材色が反転してグレーっぽくなります。ココですよ、ココが「BASE」ですよと教えてくれています。
お好きな色は選べましたでしょうか?
2. LACES
靴紐です。
ユーザーのみなさんはもうご存知かと思いますが、ペウ専用のエラスティック靴紐は色とりどり。いったい何色あるのか実は私もよく知りません。
「LACES」をクリックすると見本が10色現れます。
- Brown
- Orange
- Gray Green
- Khaki
- Black
- Red
- Beige
- Blue
- Graphite
- Lime
あるものすべてさらけ出したってカンジかもしれませんね。10色あれば退屈しないと思います。いろいろ付け替えてみてください。
3. Lining
つづいて靴の内側の素材を選びます。画像の一番遠いところ。奥のほうにグレーが見えると思います。ソコです。
2色しかありません。。。最後の最後に選べばイイのかなぁ、、、っという気もします。
みなさんお好きなタイミングでお選びください。
- Brown
- Gray
4. OUTSOLE
ソールはカンペールの命ですね。こだわるならココです!!
しかし、用意された素材はたったの3種。もっと増やしてほしいところですが、作り置きしたくないワケでもあるのでしょうか。
ご覧ください。基本色3種です。定番カラーですがいたって退屈。。。
- Honey
- Dark Gray
- Brown
5. MESSAGE
最後に刺繍糸を選びます。全12色。覚えきれません。
- Orange
- Lime Green
- Silver
- Pink
- Red
- Fuschia
- Black
- Brown
- Teal
- White
- Blue
- Dark Gray
メッセージ(文字列)は左右別々に設定します。ただし、糸は一色しか選べません。
入力するとベロの先(甲のあたり)にイメージが現れるので、それをよく見ながら調節してください。メッセージは設定しなくてもOKですが、値段は変わりません。刺繍糸もいろいろ試してみると楽しいですね。
そして、「完成」!!
どんな「ONE」になりましたか?
あとがき
ペウ・カミの魅力は、革・紐・ソールのカラーコンビネーションにあります。
これらの最重要項目に現在設定されている素材数は、、、
革 → 7色
紐 → 10色
ソール → 3色
ソールの選択肢が極端に少ないです。紐は10色もあればすべて網羅されたカンジですが、ソールは少なすぎます。ホントウはもっとたくさんあるのですから、革と同じくらい種類が増えるともっと面白くなると私は思います。
たとえばメンズだと緑系や青系、レディースだと赤系も欲しいところですね。
っと書きながら、ここでふと気付いたことがあります。
ユニセックスカラーがこの3種しかない、もしくは私が想像しているほど多くない、のかもしれない?
こんなイメージです。
【七夕の推測】(工場で生産されるサイズ)
① メンズ専用カミ・ソール → 39~47
② ユニセックスカミ・ソール → 35~47 (Miel,Brown,Dark Gray)
③ レディースカミ・ソール → 35~42
つまり、カスタマイズ素材を男女共通に揃えているうちは、レディースカラーやメンズカラーなどのレアカラーは「ONE」に設定できない、ってことなのかもしれませんね。
ならば、男女完全に別々に粗材を用意・設定すればよいだけのこと。
でも、、、
それは焦らず気長に待つとしましょうか。
それではきょうはこのへんで。
上級カンペールマニア・七夕でした。Adios!!
※記事の内容は2017年3月28日に確認したものです。
※「ONE」の提供は2017年3月末現在、欧米限定です。日本からのオーダーはできません
※オフィシャルサイトの様子は先々変化する可能性があります。
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