なぜか3種類もあるペウ・ランブラのソールについて

カンペール
21897-001

こんにちは sierra_noroeste です。今日は街歩きを楽しくするスニーカー、ペウ・ランブラのソールについて書いてみます。

カンペールのシューズは 1ライン1ソール が基本で、

    ペウ・カミ → カミ・ソール
    ペロタス・アリエール → アリエール・ソール
    ブラザーズ・スポート → インデュライン・ソール

といった具合に、ソールを見ればモデル名が自然とわかるしくみになっているのですが、ランブラは数少ない例外で1ラインでありながら複数のソールを使い分けています。

よく見かけるのはこの3種です(ひょっとすると、他にもあるかもしれません)。

1. CARRERソール
初期のランブラ・ソールです。個人的にはランブラといったらコレです。白、黒、グレー、こげ茶など、落ち着いた基本色の単色ソールで、派手目な色は存在しないと思います。

3つの中でいちばん軽くて柔らか。学校の上履きのような履き心地のソールです。

参考 21490-010 CARRER 白
21490-010-397-3

2. STREETソール
底に硬質素材を貼った2代目です。ごつごつと硬くなった分、少し重くなりました。

ソールに関するカートン表示は「STREET A – B」(A=立ち上がりの色、B=底の色)といった具合になります。初期型同様落ち着いたベーシックカラーしか存在しないと思います。

参考 21211-001 STREET 白-グレー
21211-001-688-3

3. CALLEソール
たぶん一番新しいのがこれです。製品の表示は2代目と同じく「CALLE A – B」(A=立ち上がりの色、B=底の色)になります。底にヴィヴィッドカラーやパステルカラーなど、周囲の目を引く色を用いているのが特徴です。なにやら一皮むけた感じがします。

STREETソールの場合、ぴたっと置いた状態では靴底はほとんど見えませんでしたが、このCALLEソールは底の素材の露出度が高く色的にもたいへんよく目立ちます。階段などではなおさらでしょうね。

参考 21897-007 CALLE 白-オレンジ
21897-007_T
21897-007_P

1ライン1ソールという基本ルールを破って進化中のペウ・ランブラ。言い方をかえれば、迷走中とも言えるのかもしれませんが、ネーミング的にはまったくブレていません。

    CARRER (カタルーニャ語)
    STREET (英語)
    CALLE (スペイン語)

すべて「通り」という意味の言葉です。いつの日か、「MICHI(道)ソール」なんていうのも登場するかもしれません。その日を楽しみに、気長に見守りたいラインだと思います。

PEU CAMI 17665
BEETLE 18751
カンペール