こんにちは sierra_noroeste です。今日は街歩きを楽しくするスニーカー、ペウ・ランブラのソールについて書いてみます。
カンペールのシューズは 1ライン1ソール が基本で、
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ペウ・カミ → カミ・ソール
ペロタス・アリエール → アリエール・ソール
ブラザーズ・スポート → インデュライン・ソール
といった具合に、ソールを見ればモデル名が自然とわかるしくみになっているのですが、ランブラは数少ない例外で1ラインでありながら複数のソールを使い分けています。
よく見かけるのはこの3種です(ひょっとすると、他にもあるかもしれません)。
1. CARRERソール
初期のランブラ・ソールです。個人的にはランブラといったらコレです。白、黒、グレー、こげ茶など、落ち着いた基本色の単色ソールで、派手目な色は存在しないと思います。
3つの中でいちばん軽くて柔らか。学校の上履きのような履き心地のソールです。
参考 21490-010 CARRER 白
2. STREETソール
底に硬質素材を貼った2代目です。ごつごつと硬くなった分、少し重くなりました。
ソールに関するカートン表示は「STREET A – B」(A=立ち上がりの色、B=底の色)といった具合になります。初期型同様落ち着いたベーシックカラーしか存在しないと思います。
参考 21211-001 STREET 白-グレー
3. CALLEソール
たぶん一番新しいのがこれです。製品の表示は2代目と同じく「CALLE A – B」(A=立ち上がりの色、B=底の色)になります。底にヴィヴィッドカラーやパステルカラーなど、周囲の目を引く色を用いているのが特徴です。なにやら一皮むけた感じがします。
STREETソールの場合、ぴたっと置いた状態では靴底はほとんど見えませんでしたが、このCALLEソールは底の素材の露出度が高く色的にもたいへんよく目立ちます。階段などではなおさらでしょうね。
参考 21897-007 CALLE 白-オレンジ
1ライン1ソールという基本ルールを破って進化中のペウ・ランブラ。言い方をかえれば、迷走中とも言えるのかもしれませんが、ネーミング的にはまったくブレていません。
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CARRER (カタルーニャ語)
STREET (英語)
CALLE (スペイン語)
すべて「通り」という意味の言葉です。いつの日か、「MICHI(道)ソール」なんていうのも登場するかもしれません。その日を楽しみに、気長に見守りたいラインだと思います。
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