諸聖人の日前夜(ハロウィン)の主役はアメリカ人なのだ!!

日常

11月1日は諸聖人の日。

カトリックの国スペインでは非常に大切な日で、もちろん国民の祝日であります。

スペイン語だと TODOS LOS SANTOS 。
英語だと ALL SAINTS’ DAY とか ALL HALLOWS などと呼ばれるわけですが、日本ではこの諸聖人の日前夜の HALLOWEEN のほうが有名かもしれません。

村の子供たちはというと、日曜に教会へ足を運ぶ敬虔な子、教会へはめったに行かないが学校では宗教(カソリック)を選択している子、さらに異教徒に無宗教の子とさまざまですが、10月31日の晩におかしを求めて練り歩くのが大好きだということでは全員一致しています。つまり、、、ハロウィンに宗教的意味合いはまったくありません。その点は日本と同じだと思います。

我が家はカトリックではありませんが、毎年ハロウィンの晩にはお菓子を用意して子供たちに配ります。ご近所さんもハロウィンに理解のある家庭が多く、このエリアを周る子供たちは毎年「大漁」です。

気合が違うのはアメリカ人ですね。アメリカ人宅にアメリカ人が集まると迫力100倍。それをみているとハロウィンはアメリカのイベントなんだなぁとつくづく感じます。ヨーロッパのカトリック・ファミリーは、前夜にああはなりませんからね。

今年は諸聖人の日が土曜なので、村の学校は前日の10月31日(金)を振り替えで休日としました。

大人たちはいつもどおりの平日の金曜なので特別感はありませんが、子供たちはおおいに盛り上がっています。特に小さい子たちは、暗くなってから友達と出歩くいいチャンスです。今からソワソワ落ち着かないでしょうね。

うちの子二人は明日学校で待ち合わせ場所などの最終調整をするそうです。
金曜日は晴れますように。

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