スペイン人は宵っ張りではなくてむしろ早寝早起きな国民なのだが

日常

こんにちは、七夕です。

スペイン人は宵っ張りだとよく言われます。でも、本当にそうでしょうか。

宵っ張りっとは、夜更かしをする人のこと。

生活のリズムを比べるため、一日のタイムテーブルを作ってみました。日の出・南中・日の入の時間は CASIO keisan (日の出日の入り) で調べました。日付は今年の夏至(2015年6月22日)、ポイントは東京とマドリードにしました。夏至を選んだ理由は、宵っ張りだと言う人の多くが、たぶんスペインの夜11時近くまで薄明るい夏の日をイメージしていると考えたから。

そして、マドリードのほうを A・B 二つに分けてみました。
A. 普通に生活しているスペイン人
B. 観光客と夏休み中のスペイン人

東京2015/06/22マドリード
AB
日の出(4:24)4夜の部
5就寝
6日の出(6:39)
朝食7朝食
8
9
10
南中(11:42)11おやつ
昼食12
13南中(13:38)
14昼食朝食
おやつ15昼食朝食
16
17
夕食18
日の入(19:00)夕食19
20
21夕食日の入(21:54)夕食
22夕食夕食
就寝23就寝夕食
0夜の部
1夜の部
2夜の部
3夜の部

日照時間は東京14時間36分、マドリード15時間15分。マドリードのほうが39分長いですが、まぁ、大差ないということにして話を進めましょう。

注目したいのはこの2箇所の日の出です。東京はマドリードよりも2時間15分早いです。マドリードの朝は夜明けとともに動き出し、一方東京は朝日が昇ってもしばらくは夢の中というふうに見えませんか?

日本だとこの時期日の出前から働いているのは畜産農家と浜村淳さんくらいですよね。実際、スペインの生活リズムは日本の農家型に近いと思います。

ランチタイムも世界中から不思議がられていますが、南中後まもなくしてランチタイムですから日本とまったく同じです。そして、日が暮れたら夕食というのも共通。

宵っ張りとは、夜更かしさんのことですが、たいていのスペイン人(A)は日没から数時間後には床に就いています。日没を基準にすれば日本より早寝なぐらいです。

正直なところ、宵っ張りの朝寝坊が許されるのは観光客と夏休み中のスペイン人(B)だけでしょうね。それが現実です。そして、宵っ張りで楽しむ人たちを相手に宵っ張りで働いているのがスペイン人なのだと思います。

そうはいっても、スペインはフランス・アメリカと並ぶ観光大国。「早寝早起き!」では観光客は集まりません。

ここはやはり「宵っ張り」でいこうじゃないですか。でも、スペイン人ではなくて、「スペインは宵っ張りな国」ってことで!

最後にメイド・イン・スペインの宵っ張りグッズをご紹介しておきます。ブドウの搾りかすで作ったお酒です。スペインではオルホ(orujo)、イタリアだとグラッパ(grappa)、ほかブドウの産地ならどこでも同じような蒸留酒を持っていると思います。

食後のお酒。度数が高いので調子に乗ると危険です。飲みすぎにはご注意を。